2012年 イソヒヨドリ 017 戻る
撮影(07/31)
別家イヒヒ女王と別家イヒ初代の子には2羽の雄が居ます。今、盛んに姿を
見せる若鳥♀も居ます。別家イヒヒ女王は7月初旬から見ていません。別家イヒ初代
は6月下旬に姿を消しました。
2011年06月、我が家近辺を縄張りとして生活し、その長だったイヒ六世は左
脚に障害を来しました。丁度その頃には雛が巣立ちしました。巣立ち後しばらくは
両親が子の世話をするのが普通ですが、父鳥は全く姿を見せず、母鳥が長のよう
に立ち振る舞いながら子の世話をしました。子供が少し大きくなり自分で餌を捕れ
るようになると、過去の例と同じように母親は何処かへ去って行きました。しかし、
不思議なことに、一時は全ての子供も消えました。
暫くすると若鳥♀が現れ、代々イヒの縄張りの長になりました。そこに雄が現れ、
雌に受け入れられて一緒に住み、繁殖行動をしました。
それが別家イヒヒ女王と別家イヒ初代です。
現在、2羽の若鳥♂と1羽の若鳥♀が姿を見せます。その3羽は仲が悪く、いつも
争っています。これは「縄張りの長」を得ようとの闘争だと考えています。
若鳥♂2羽は別家イヒヒ女王と別家イヒ初代の子だと思いますが、若鳥♀の由緒
は分かりません。
さて、誰が長になるか、再び雌が長になるか、8月の大問題の一つです。
(Canon) EOS 7D EF400mm F5.6L USM