2008年 庭 0619 戻る
撮影(06/21)
鳥取県中部の「大谷峠」を岡山県方向に越えて、ちょっと下りた所で撮った写真
です。この谷の高所に古代人が住んでいた証拠があります。この雲は、西の方向
から湧き起こり、下の方の霧は日本海方向から突っ込んで来たものです。
「大谷峠」を越すと、すぐ西方向は「津黒山」です。そして、すぐ東方向に、大木は
殆ど生えていないなだらかな斜面の山があります。車から降りて、普通の靴で、簡
単に登ることが出来る野原のような高山です。表面のすぐ下が岩だらけの山なので、
大木が育たないのだと思います。
古代人は、このてっぺんに登って日本海方向(鳥取県)や瀬戸内海方向(岡山県)
を見渡し、情報を得たのだろうと考えます。
日本海はすぐそこに見えることでしょう。
ま、大木に上って、お猿と一緒に枝に腰掛け、見渡すことも出来ますが、それは大
儀ですから、この山を利用したと思います。
鳥取市青谷町には、いまや世界的に名高い「青谷上寺地遺跡」が在り、昨年は国
の史跡に指定されました。今年も7月に発掘が始まります。今年の場所は特に要注目
です。
そして鳥取市青谷町にも、大木が生えない丸い山が、海に突き出しています。
(Canon) EOS Kiss X2 EF 180mm F3.5L マクロ USM