2008年 キンクロハジロ 006 戻る
撮影(03/07)
見た瞬間、今まで来た個体ではない、と直感しました。どこがどう違うかと言わ
れても分からないののですが、何か幼い感じがしました。動きも落ち着きがなく、
きょろきょろ見回していて、間もなく河口方向へ飛んで行きました。
冠羽が非常に短く、若鳥かなあ、と感じますが、参考書によると、若鳥の中でも
若い♀の虹彩は褐色みが強いそうです。ところが日本に渡来後は時間と共にそ
の褐色みが薄れて分かりにくくなるそうですから面倒な話です。この個体の虹彩
は黄色だと思います。
なおスズガモと全長が同じで、♀はそっくりさんで要注意だそうです。しかしこの
個体には冠羽が見られますのでキンクロハジロだと決めました。
或る方が鳥取市青谷町の河口付近の鳥を写真に撮り「Yahoo!フォト」で紹介し
ていらっしゃいますが、やはり数羽のキンクロハジロとホシハジロが仲良く泳ぎ回っ
ているようです。
参考書 : 『日本動物大百科』3、鳥類T 「平凡社」
(Canon) EOS 40D EF 300mm F4L IS USM