2008年  バン  004    戻る

撮影(10/03)

 非常に警戒心が強い鳥ですから滅多に姿を見せないのですが、幼鳥ですから、
無邪気に出て来たのだと思います。先ずバン001をご覧ください。成鳥です。
 成鳥と幼鳥は、これで同種の鳥だろうかと思える程、見た感じが異なります。白鳥
の話で、『醜いアヒルの子』を思い起こします。
 成鳥は顔の中央辺りは赤色、額の辺りも赤色ですが、幼鳥は黄褐色で先端が黄
色です。幼鳥はシロハラクイナと似ているのだそうですが、バン幼鳥は脇に白斑が
あることと下尾筒の両側が白いので見分けられるそうです。
 水掻きは無いのですが、このように幼鳥の時から泳いでいます。ほんの少しの距離
を泳いでいる時も、盛んに顔を前後に振っています。
参考にした本 『日本の鳥550 水辺の鳥』 「文一総合出版」 

(Canon) EOS 40D   EF 400mm F5.6L USM